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EVENT

イベント

「出張・まちなかほっとステーションin宇出津」が開催されました。

令和六年能登半島地震の発災から半年が過ぎたと言え、未だ被災地には多くの傷跡が残り、被災された方々は、度重なる困難や課題と向き合われ、不安を抱えながらの生活が続いています。

そのような中、7月14日(日)、石川県鳳珠郡能登町観光・地域交流センター「コンセールのと」にて、富山市の有志スタッフ34名により、出張・まちなかほっとステーションが開催されました。

 

「被災地の子どもたちに遊びの場を提供したい」

「『育児・健康相談室』で心の安心と明るい希望を持っていただきたい」

「過酷な日常から離れてお茶席で心を癒し、生きる活力にしていただきたい」

そのような願いからの開催です。

 

5月4日(土)に行なわれた七尾市矢田郷地区コミュニティセンターにつづき、被災地での出張・まちなかほっとステーションの開催は今回で二度目となります。

当日は、現地の方々によるお声掛けもあり、館内で避難生活を送っておられる方々や地域の方々など、予想を大きく超えて300名余りの方々が来場され、楽しさと優しさの広がる穏やかな交流の時となりました。

 

 

 

取り組み内容

 

制作

ペットボトルでけん玉づくり、ステンドグラス風アート、マジックカード づくり

 

あそび

ゲットわなげ、大型ジグソーパズル

 

教養講座

涼風のお茶会

 

運動

歌&脳トレでリフレッシュ

 

育児・健康相談室

 

 

*その他、マッサージコーナー、リサイクルコーナー(子供服、制服、文具、教材他)と フードドライブ食品のご提供、ランチのご提供など。

 

お帰りの際には、来場者から「本当に楽しかった、夢中になれていろんなことが一時、どっかに吹き飛んでいったわ、ありがとう」「震災後、初めて歌を歌った、楽しかった」「久しぶりにお抹茶を味わえて嬉しかった」などの感想が寄せられました。

家が全壊し、避難所生活を余儀なくされる方々も多数おられます。

とてつもない不安や寂しさ、苦しさを抱えておられながらも、明るい笑顔で参加される来場者の方々に触れて、今後もみなさんが繋がりを持てるような心の交流の場として、サードプレイスを提供していきたいとの想いを強く抱きました。

被災地の方々の声に耳を傾け、寄り添い、いつまでも能登半島地震を風化させることなく、共に乗り越えていくことを心に誓う場となりました。